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「勝手にしやがれ」

「勝手にしやがれ(1959年)」

Katte 自動車泥棒のミシェルは成り行きで警官を殺してしまい、パリへと逃げてきた。恋人のアメリカ人パトリシアとは、お互い束縛もない自由な関係。そこへ、ミシェルを追って警官がやってきた。パトリシアはミシェルの自分への愛を確かめるため彼の居所を密告し、彼にもその事を知らせる。警察の凶弾に倒れたミシェルを見て彼女は「最低って何のこと?」と冷ややかにつぶやく…。
映画史を変えたヌーベルバーグの本家本元、それだけに今見ても斬新な映像構成になっています。いわゆる”飛ばし編集”でいきなり同じ画角で映像がジャンプします。はじめ見るとびっくりしますが、ある意味理にかなっていて、それにより台詞がつまってテンポが良くなり、よけいな説明事項(警官を殺したとか、どこに行っていたとか)が短くなって良いと思います。話は単純ですが、台詞が意味合いが深く、記憶に残るものが多いです。女は優柔不断で最低ですね^^ よく分かりました。

オススメ度:★★★☆☆(アパートのシーンがすごく長くて、そして展開も飛んでしまう。ある意味すごいです)

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「ペリカン文書」

「ペリカン文書(1993年)」

Perikan ワシントンD.C.で、一夜のうちに2人の最高裁判事が暗殺された。なぜ彼らが殺害されたのかは謎だった。ニューオリンズの法学部の女子大生ダービー・ショウ(ジュリア・ロバーツ)は事件に興味を覚え、ある仮説を打ち立ててレポートに書き上げた。彼女は恋人の大学教授キャラハン(サム・シェパード)にレポートを渡すが、それを読んだ彼は驚き、友人のFBI特別法律顧問ヴァーヒーク(ジョン・ハード)に渡す。それは24時間もたたぬうちにFBI長官(ジェームズ・B・シッキング)、CIA長官(ウィリアム・アサートン)から大統領補佐官(トニー・ゴールドウィン)、そして大統領(ロバート・カルプ)の手に渡った。論文はペリカン文書と呼ばれて厳重に保管された。

政府陰謀ものの映画、ジュリアロバーツは常に命をねらわれていて、そこから逃れる場面が多いです、それが緊張感を常にもたらしておもしろくしています。ジュリアロバーツもかなり若く、魅力的です。最後までハラハラドキドキで楽しめるのですが、一番最後だけ「なんだかなー」「解決したの?」って感じで拍子抜けしてしまいました。ま、こんなことが起こって記者と女子大生の解決できることはこれくらいかと思いますけど、映画としてはね、散々逃げまくって逆転ホームランを期待するぢゃないですか、そこが残念ですね。

オススメ度:★★☆☆☆(デンゼンルワシントンも若く”誠実黒人”時代そものもです)

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「ナルニア国物語」

「ナルニア国物語(2005年)」

Naru 第二次世界大戦のロンドンへの戦火から逃れるため、田舎の学者先生の大きな屋敷に疎開してきた、ペベンシー4兄弟、ピーター、スーザン、エドマンド、そして一番年下のルーシィは、大きな衣装ダンスを抜けてナルニアへ。ナルニアは、白い魔女が支配をしていて、長い年月の間、クリスマスも来ない冬が永遠とつづいていた。

期待していたのに映画館に行けず、満を持してのDVD購入だったのですが、期待を裏切られる低画質!! 後にハイビジョンでエアチェックした方が良かったです。映画の雰囲気はハリーポッター+ロードオブザリングです。違うのは子供たちがダメダメなことと、戦いが動物同士の戦いwってことですね。これだけ合戦シーンやCG合成のクリーチャー先頭が氾濫してるのに、チーターとシロクマやオオカミと半分馬の男との戦いは”ギャグ”にしか見えなかったw。サンタが子供たちに使える武器をプレゼントしてくれるのですが。それらは全然活躍しませんw そこが”ドラえもんの映画”のように道具大活躍してくれると「子供ががんばってる」と思って共感してもらったのに残念です。

オススメ度:★★☆☆☆(第2章って どうつなぐんでしょうねw スジがわからんわw)

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「草原の輝き」

「草原の輝き(1961年)」

Sougen 1920年代、中西部。高校生のバッドとディーンは、愛し合ってはいるが、己の気持ちに素直になれない。意地の張り合いはやがて、二人の別離という事件を生み出してしまう……。若いカップルの悲恋を描いた青春ドラマの秀作。

学園ドラマみたいなのを期待していたら、”好きすぎて発狂”するわ、家は大恐慌で貧乏になるわ、親父はやかましいわでいろんなことがありすぎますw ヤリたい盛りの年頃なのにどうすることも出来ない時代、でも手短な女とやってしまうんだよねぇ。元彼女は精神錯乱状態になってしまうわ、とんでもないですが、最後に再会する場面が本当に感動的で名シーンなのです。それだけでも見る価値はあると思います。草原の輝きはワーズワースの詩から取ったそうで、”青春時代の恋い”が永遠で深い思い出になるという意味です。それが映画全体のテーマになっています。

オススメ度:★★★★☆(ナタリーウッドがすごく可愛くて美しい!金髪じゃないニコールキッドマンみたいです)

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「カレンダー・ガールズ」

「カレンダー・ガールズ(2003年)」

Carenda イギリス北部、ヨークシャーの町に暮らすクリス(ヘレン・ミレン)とアニー(ジュリー・ウォルターズ)は、婦人会に参加する親友同士。ある日へレンは、白血病で亡くなったアニーの夫、ジョンを偲ぶため、自分たちのヌードカレンダーを作ることを思い立つ! 戸惑いながらも、この企画に参加していく婦人会のメンバーたち。そして出来上がったカレンダーは、イギリス中で大反響を巻き起こしてしまう。やがて噂はハリウッドに届き、ヘレンたちは大喜びするが、アニーの心には複雑な感情が芽生えていた。

映画館で予告を見たことがあって、おもしろそうだと思っていたのですが、今更ながらレンタルしました。率直な感想としては「寛容なダンナさんで、よかったね」ってかんじです。実話が元になってる映画らしいのですが、映画として成立させるために色んなエピソードを入れています。女同士の友情、協力してくれるダンナ、反発する子ども達、結婚されている女性なら非常に共感できる内容なのでしょうね。でも、ワタシはなんだか「うぜぇババァ」だなと思ってしまいました。そもそもヌードカレンダーを撮る理由がしょぼすぎて、それだけで気持ちが離れてしまった。絶賛の声が多いって言いますが、主婦の声が多かったのでしょうね。

オススメ度:★☆☆☆☆(女性から見たらきれいなハダカでも、男からみれば萌えないんだなこれがw)

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「あの夏、いちばん静かな海」

「あの夏、いちばん静かな海(1991年)」

Photo_3 主人公は聴覚障害者のカップル。ごみ収集車のアルバイトをする茂(真木蔵人)は、ごみ集積所で偶然サーフィンボードを拾ったことをきっかけに、すっかりサーフィンに熱中していた。彼の練習する砂浜には、彼を見守る聴覚障害者のガールフレンド貴子(大島弘子)の姿があり、茂はサーフィン大会に出場するほどに上達した。

北野武監督の代表作。91年という時代は映像としてみると思わず「古いなー」と笑ってしまう部分が多いですが、「写真を見てるような」構図が多い映画で、そのことが映像にリアリティーと叙情的な部分をかもし出しています、いわばドキメンタリードラマを見ているよう。台詞がほとんど無いのですが、それを久石譲の美しい音楽と波の音が埋めている。話は何のことはないのですが、悲しい最後に( ゚ρ゚)ポカーンとなり、そしてエンドロールで号泣(TДT)という、切なさを感じる感動作です。

オススメ度:★★★★☆(2人組の漫才のようなやりとりを入れてくるのが北野監督らしいですね)

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「青春残酷物語」

「青春残酷物語(1960年)」

Photo_2 女子高生の真琴(桑野みゆき)と陽子(森島亜紀)は、街に遊びに出た帰りは、車を持つ男たちに誘いをかけて家まで送らせていた。しかし、この日、真琴は外車の中年男にホテルへ連れ込まれそうになった。そこへ大学生・清(川津祐介)が現われ、中年男を殴り倒し、真琴を助けた。それから、真琴と清の関係が始まる…。 美人局、激しいラブシーン、即物的な描写などの衝撃が、松竹ヌーヴェル・ヴァーグという言葉を生み出し、興行的にも大ヒットした大島渚監督の第2作。

本当に残酷な結末だった。そして、当時の時代を良くとらえた映画だと思う。冒頭の60年安保のデモ映像は本当に渋谷で撮影されたモノらしい、そして戦後に青春を過ごした人と60年代の高度成長期が始まる頃の若者達との”世代間の格差”も描いている。特典映像で大島監督が「青春は清いモノではない”怒り”である、それをぶつけるべきだ」と言ってる、行き場のない怒りをぶつけた結末が残酷なことになってしまう。真琴が子どもを堕ろした病室で隣の部屋から聞こえてくる医者の言葉、こみ上げる怒りに清がリンゴをむしゃぶり食らうシーン、新宿を二人歩く中、別れを切り出した時「俺たちは自分を切り売りしている」という台詞が印象的でした。桑野みゆきさんはこの役を18歳で演じています。その年齢と高い演技力がこの映画のリアルさを支えています。

オススメ度:★★★★☆(お父さんイメージの川津祐介さんがこんなイケメンジゴロ役ってすごいですね。あと佐藤慶さんがチンピラ役で出演してします)

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「ジョニー・イングリッシュ」

「ジョニー・イングリッシュ(2003年)」

Joni MI7勤務の冴えない内勤情報部員ジョニーは、突然重要任務に抜擢される。それというのも彼のせいで、エリート情報部員たちが一瞬のうちにテロで命を失ってしまったからだ。ロンドン塔で女王陛下臨席のもとひらかれた戴冠用王冠のお披露目会の警備を仰せつかったジョニーだったが、一瞬の隙を突いてフランス人の実業家パスカルの部下たちによって大切な王冠は奪われてしまう。 パスカルはイギリスの王位を狙っていたのだ。果たしてジョニーはパスカルの野望を打ち砕き、無事に王冠を奪還できるのか・・・?

スパイ映画のパロディーです。Mrビーンが演じる英国のスパイはどんなのだろうと楽しみにしてましたが、Mrビーンと比べると笑いが少ない、ギャグがすくない、ドタバタがない、抱腹絶倒ではありませんでした。他のスパイパロディー「オースティンパワーズ」とかと比べるとあちらはアメリカ映画のドタバタで、こちらはイギリス映画のイングリッシュジョークで、そこら辺を楽しめるか楽しめないかの差だと思います。あと根本的にこの映画のスパイはドジでマヌケです、他のスパイパロディーは実は強かったりしますが、この主人公は本物で”運”だけで事件を解決してしまいました。そこがおもしろい映画なのかもしれません、ついでにこのスパイは「一発も拳銃を撃ちません(撃てません)」 。

オススメ度:★☆☆☆☆(ジョンマルコビッチのフランス人ぶりがおもしろいです^^)

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「シリアナ」

「シリアナ(2005年)」

Siriana CIA諜報員ボブは、息子の進学を機に、キャリアに終止符を打とうと決心する…。一方、一流法律事務所の弁護士ベネットは、アメリカの巨大石油会社の合併調査を依頼される。又、ジュネーブ在住の石油アナリスト・ブライアンは、ある事件をきっかけに石油王の王子ナシールの相談役となる。そしてパキスタン人のワシームは、母国を離れ中東の油田で働いているが、過酷な労働と人間以下の生活に希望を失いかける…。

タイトルの「シリアナ」とは、イランとイラク、そしてシリアがひとつの民族国家を形成した場合の想定国家の名前だそうで。ある程度中東問題に詳しい人なら誰でも知っているという業界用語らしい。つまりこのタイトルを見てどういう映画かを分かる人を対象にしているとおもうし、それだけ予備知識を要求される作品です。映画としてどうかというと「中東を巡る世界情勢」が”主役”で、出てくる登場人物は”情報”とでも言うべきでしょうか。ある種「ニュースドラマ」を見たような感じがしました。なので何の感情移入も出来ません、ジョージクルーニがアカデミー助演男優賞を取りましたが、なんでだろ?増量してまでこの役に挑んだからでしょうか、ちょっとわからんですね。”世の真実”がこの映画の最大の魅力であります。

オススメ度:★★★☆☆(予備知識を得てから見たらおもしろいかも)

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「ミッション:インポッシブル」

「ミッション:インポッシブル(1996年)」

Misson ある日、アメリカの諜報員組織IMFに機密の仕事依頼が来た。仕事を任されたイーサンのチームは、いつも通り用意周到な作戦を遂行していたにも関わらず、作戦は大失敗。次々と仲間が殺されて行く中で、イーサンとクレアだけが生き残る。ところがこの作戦は組織の裏切り者を探し出すためのニセの作戦で、生き残ったイーサンが疑われてしまう。様々な情報から"ヨブ"と名乗る人物が裏切り者であることを察知したイーサンは、"ヨブ"と取引のあるマックスとコンタクトし、"ヨブ"を呼び寄せようと画策した。イーサンはマックスとの取引条件としてCIAの工作員リストを提供すると約束し、リストを手に入れようとCIAに潜入するが…。

好きな作品なのでフジTVでやっていたのを見ました。好きなだけにCMの入り方や、カットされたシーンの多さにがっかりしました。新作が今年公開されますが、やっぱり1作目が一番おもしろいと思います。それはアクション映画としてのアイデア(CIAの潜入のワイヤーアクション、列車の上でのヘリコプターとの対決、冒頭のシーン)がふんだんに盛り込まれているところです。上司が金に目がくらんで、主人公をはめてしまうのはチープですが、話の展開は大ドンデンがあっておもしろいです。フランス人女優も色気があって、そら恋心も抱くわなとw でも悪い集団がスパイのリストほしさに自ら取引に来て、モデムでリストを転送しようとするところがマヌケですねw ジャンレノも小悪人ぶりも笑えます。

オススメ度:★★★★☆(TV放送で映画はみちゃいけませんね。ちゃんとDVD見ましょう)

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「クラッシュ」

「クラッシュ(2004年)」

Kurasu ロサンゼルス、24時──。ハイウェイで起こった一件の自動車事故が、思いもよらない"衝突"の連鎖反応を生み出し、さまざまな人々の運命を狂わせていく...。刑事たち、自動車強盗、地方検事とその妻、TVディレクター、鍵屋とその娘、病院の受付嬢、雑貨屋の主人──。さまざまな階層の、さまざまな人種の彼らは、予想もしない角度で交錯しながら、愛を交わし、憎しみをぶつけ合い、哀しみの淵に立たされる。神の見えざる手によって人生を翻弄される人間たち。ロサンゼルスの36時間の中で沸騰する、彼らの怒り、哀しみ、憎しみ、喜び...。

非常に良くできた群像劇です。テーマは人種差別ですが、誰が悪人でもなく”普通の人々”です。人種の違うもの同士が、あるいは夫婦が同僚が交通事故で感情までも衝突し、それにより様々なことが浮かび上がってきます。感動したのはポスターにもなってるマットディロンが人種差別しセクハラした相手を交通事故から救うところ。そしてイラン人が逆恨みで鍵屋を襲い鍵屋の娘がかばおうとする、そして奇跡が起こるところ。ラストシーンもさることながら、差別主義者役のサンドラブロックが「朝からなぜだか腹を立てているの、なぜだか分からないの」と会話するシーンが私はこの映画の縮図のような台詞だと思います。最後にこの映画の監督の言葉を転載します。「単に人種差別、人間の不寛容を扱うのであれば、ドキュメンタリーとして作る方が良いからね。人は皆、他人をあまりにも表面的に判断し、平気で厳しく批判しすぎる。その一方で自分のことは複雑な人間だと思い込み、様々な愚行を正当化しようとする。それが我々の人生にどんな影響を及ぼしているのか、人間らしく生きるために何を強いられているのか、そういったことを描きたかったんだ」。

オススメ度:★★★★★(ホモ映画よりこっちがアカデミー賞とりますよ、そらw)

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「にっぽん昆虫記」

「にっぽん昆虫記(1963年)」

Nippon 大正7年(1918年)、東北の寒村に松木とめは生まれた。とめは知的障害のある父と近親相姦にも似た親密さをもって暮らし、母や親戚とは相性が悪い。やがて口減らしのために裕福な家庭に足入れ婚をさせられ、新婚の夫はすぐに出征、娘信子を産むが彼女は実家に戻された。とめは娘を家において工場へ働きに出かけるのだった。やがて彼女は工場で妻子ある男と関係し、いつしか流れ流れて東京で売春する身となっていた……

故今村昌平監督の代表作。タイトルだけ見ると自然科学映画みたいですが、”昆虫”のごとくしたたかに生きるある女性を観察記をつけるような視点で映画にしているからだと思います。戦中戦後の激動の中、自分の欲望のままに生きる主人公は、娘のために、自分の性欲のために、お金のために、地位のために、数奇な運命をたどっていきます。主人公演じる左さんの演技ぶりがすさまじくて、こんな人が昔日本にいたんだろうなと感心します。オールロケという臨場感たっぷりで描くこの映画は、戦中戦後の日本の混乱状況、農村の貧しい暮らし、女工の労働組合、売春、新興宗教でこれは日本の近代史の映画のようにみえるほどです。

オススメ度:★★★★☆(ストップモーションで歌句が入るのがおもしろいです)

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「ホワイトハンター ブラックハート」

「ホワイトハンター ブラックハート(1990年)」

B000666sh209 映画「アフリカの女王」とその監督ジョン・ヒューストンをモデルに、“象狩り”に憑かれた映画監督を描いたイーストウッドの力作。1950年代、黄金期のハリウッド。多くの負債を抱えながらも、自分の気に入った作品しか撮らない映画監督ジョン・ウィルソン。新作の撮影のために、若き脚本家ピート・ヴェリルと共にアフリカへと旅立つが、ウィルソンの本当の目的は野生の象を狩ることにあった。現地人ガイドを案内に早々と象撃ちを始めるウィルソンに、脚本を進めることが出来ないヴェリルは苛立ちを隠せない。やがて脚本が完成しないまま、現地にはプロデューサーのランダースをはじめ多くのスタッフや俳優たちがやって来るが、ウィルソンは撮影を放棄してしまう…。

映画撮影の裏話、破天荒な監督に振り回され続けるスタッフたち、イーストウッドは何を描きたかったのか?と思いましたが、敬愛するジョン・ヒューストンへの想いだけかなwと思いました。行動ははっきり言って”キチ○イ”です、でも人種差別を諭すところや、ハリウッドへの思いを語る場面、後からやってきた役者・スタッフをねぎらうシーンはヒューストンの人間味あふれるところでしょう(本当はどうだかわかりませんが)。あとアフリカの美しい光景や、象の躍動感たっぷりの映像はいいなと思いました。

オススメ度:★★★☆☆(退屈に思う人も多いと思いますが、ちょっとつけ離して鑑賞するとよいかも)

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「オーシャンと11人の仲間」

「オーシャンと11人の仲間(1960年)」

B00005v2vt01 大晦日午前0時、ラスベガスのカジノを襲撃!元空挺部隊員のオーシャンはこの強奪計画を実行するため、かつての戦友たちに話を持ちかける。またとない一攫千金のチャンスに目がくらんだ男たちの答えは”イエス”。かくしてオーシャンと11人の仲間たちによる大胆不敵かつ鮮やかな強盗劇が繰り広げられる!監督は「西部戦線異常なし」の名匠ルイス・マイルストン。2001年にジョージ・クルーニー、ブラッド・ピット主演「オーシャンズ11」としてリメイクされている.

実は昨日の「紳士同盟」とこの作品は同じ年に全く同じような内容で作られた映画です。向こうはイギリス、こっちはアメリカ、こちらの方はエンターテインメント性に富んだ作品で音楽もジャズが使われていておしゃれ、シナトラの演技もなかなか良い感じです。サミーデイビスJrの歌、「イーオーイレブン♪」が耳にこびりついて離れません、そのシーンが結構好きです。この映画も紳士同盟と同じく、結局失敗します、でも同じ失敗でも、最後の結末の場面にイギリス映画とアメリカ映画の差がはっきりと出ています。

オススメ度:★★★☆☆(オーシャンズ11との比較も楽しいですよ^^)

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「紳士同盟」

「紳士同盟(1960年)」

Sinnsi ハイド元中佐は、“金の羊毛”なる一冊の犯罪小説を元陸軍精鋭の“札つき”のワル六人に送りつけ、それと同じ手筈で銀行強盗に及ぼうとする。彼の睨んだ通り、全員がその話に乗ってきて、ハイドは沈着冷静なレイス少佐を副官に任命、軍隊方式で機敏に計画を進める。軍の施設から銃器をIRAの犯行と見せかけて調達し、実行も見事に運んだ。後はアジトで皆で祝杯をあげ、均等に分配した金を詰めたトランクを持って各自散開のつもりだったが……。

イギリス映画らしく、派手さはないですがユーモアに富んだ仕上がりです。当時は道徳意識が高かったのか、悪いことをしたら必ず捕まっているようで、この男達もあっさりお縄になってしまいます。犯罪映画なんですが全体的にスマートで無駄な台詞のない映画です、それだけに最後まで全然飽きさせません。

オススメ度:★★★☆☆(ハリウッド漬けされた、あなたの映画脳をこれでブラッシュアップしてください)

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「キングダム・オブ・ヘブン」

B0007d3niq01 「キングダム・オブ・ヘブン(2005年)」

12世紀のフランス。妻子を亡くし失意のどん底にある鍛冶屋のバリアン(オーランド・ブルーム)の元に、十字軍の騎士・ゴッドフリー(リーアム・ニーソン)が訪れて、自分が父親だと告げる。バリアンは父に従い、聖地エルサレムへと旅立つ。当時、聡明なキリスト教徒の王ボードワン(エドワード・ノートン)と、回教徒のカリスマ的指導者サラディン(ハッサン・マスード)によって束の間の平和が保たれていたエルサレムだったが、権力の座を狙う一派の卑劣な振る舞いにより危機が迫っていた…。

実はあまり期待していなかったのですが、「グラディエーター」以上の見応えのある映画でした。テーマは「エルサレム」という場所、その意味あいです。今日、この場所を巡って宗教的対立が絶えないわけですが、そんなディープなテーマを"わかりやすく”描いているのがこの映画の特徴だと思います。「なんで場所を巡って争うのか?本当は皆の心の中に神がいるはずなのに」ということでしょうか、まぁ紛争地域の人間がこの映画を見ることはないでしょうけどね。逆にテーマを全面に出しているので、人間ドラマの部分はあまり深くないです、合戦シーンが全然CGっぽくなくてビジュアル的には満点な作品なので、そこら辺が残念ですね。( *‘∀‘ )ノ 

オススメ度:★★★★☆(ストップモーションと早回しなど、戦闘シーンの編集がカッコイイですよ)

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「サンセット大通り」

「サンセット大通り(1950年)」

B0007n341w01 売れないハリウッドの脚本家ジョーは借金取りから逃れる途中でサンセット大通りにある荒れ果てた屋敷に迷い込む。そこには、サイレント時代のハリウッド・スター、ノーマ・デスモンドが執事と二人きりで住んでいた。映画界へのカムバックを目論むノーマは、自ら書いた『サロメ』の脚本の手直しをジョーに依頼。ノーマは無理やりジョーを屋敷に住み込ませて仕事をさせるが、二人の関係は次第に仕事を超えたものとなってゆく。自分を独占しようとするノーマに嫌気がさしたジョーは屋敷を出て行こうとするが・・・。

プールに浮かんだ、死体が自分がなぜ死んだのかを語るところから始まります。このジョークめいた始まりからどんどん物語に引き込まれます。往年の大女優が気味悪くて、いくら仕事がほしくてもこいつとつきあったらアカンやろがwと ちゃちゃを入れたくなります。50年以上前でもエステは存在していて、フランケンシュタインばりにエステに励む姿は笑えます。「イヴの総て」とアカデミー賞を争ったらしいですが、あちらは人間ドラマ、こちらはさしずめホラー映画ですね、それだけ演技に迫力があるということでしょう。Σ(||゚Д゚)ヒィィィィ

オススメ度:★★★☆☆(決して最後まで見ないでください、オバハンの顔が夢に出てきますよw)

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「フィラデルフィア物語」

「フィラデルフィア物語(1940年)」

Fira フィラデルフィアの上流社会の令嬢トレイシー(ヘプバーン)はジョージ(ハワード)との結婚を目前に控えていた。それを知って、二年前に彼女の我がままとプライドの高さに耐えかねて出ていったデクスター(グラント)が、雑誌記者のコナー(スチュワート)とインブリ(ハッセイ)を連れてやって来る。実は邸の主人は浮気相手のところへ行っていて式にも呼ばれていない有様で、体面を重んじる一家は、記者の前、何とか取り繕う。トレイシーに未練のあるデクスターは静かなる結婚妨害を試みるが……。

ロマンティックコメディーの代表作とされています。台詞とか設定とかが非常に上手くできていて、ドラマのお手本のような映画です。私はキャサリンヘプバーンの顔はあまり好きではないのですが、非常に美しく見えるように撮っています、監督の腕前ですね。この年代のアメリカ映画はまさしく”娯楽の最高峰”だったので、今でも十分に楽しめます。

オススメ度:★★★☆☆(でも、2時間以上あるので少したるいかもw)

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「皇帝ペンギン」

「皇帝ペンギン(2005年)」

Koutei 冬が訪れようとしている南極大陸。海で平穏に暮らしていた皇帝ペンギンたちは、彼らの生誕の地で営巣地でもあるオアモック(氷丘のオアシス)へ向け、100キロもの距離を行進のごとく歩み始めた。そしてカメラは、目的地に辿り着き無事産卵したペンギンの夫婦たちそれぞれのやりとりを、つぶさに映し出していく。やがて、産卵を終えた母ペンギンは卵を父ペンギンに託し、エサを求めて再び海へと旅立つ。一方、父ペンギンは仲間同士で寄り添って温め合い、マイナス40度の寒さと激しいブリザードに晒されながら120日間も絶食状態で卵を守り、エサを待ち続ける…。

すごくヒットした映画ですが、評価が分かれるのは「例のナレーション」を”あり”なのか”なし”なのかということでしょうw それだけ8888時間も撮り続けそれから選んで編集したた”映像素材”のすばらしさに感動すること間違いなし! 「これどうやって撮ったんだろ?」と思うカットが満載です。そこであの”ナレーション”なんですが、ペンギンの気持ちが分かるわけ無いと言わないで、”良心的”に聞いていると「ガイド的」なものに聞こえてきて、私は素直にこの映画が楽しめました。

オススメ度:★★★☆☆(画像があんまり良くないんですよね、古い自然番組を見ているようなレベルです。)

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「バットマン ビギンズ」

「バットマン ビギンズ(2005年)」

Photo_1 ブルース・ウェインの頭から片時も離れることがないのは、眼前で最愛の両親を射殺された忌まわしい記憶。成長したブルースは悪を倒し、恐怖心に打ち勝つ術を見つけるため、世界中を放浪する。やがてラーズ・アル・グール率いる“影の軍団”にスカウトされ心身を極限まで鍛え上げるブルース。永い修行を終えると同時に“影の軍団”の真の目的を知り、組織を離れることを決意する。だが、7年ぶりに戻ったゴッサム・シティーは、犯罪と不正にまみれ悪が蔓延する街になっていた。ブルースは忠実な執事アルフレッド、科学者フォックスらの協力を得て、「もうひとりの自分」を解き放つ。それは正義を全うすべく揺らぐことのない信念と強靱な肉体を漆黒のスーツに包み、恐怖を敵の心に植えつける闇の騎士“バットマン”だった。

前の4作品とは違って、全体的にシリアス&リアル路線を貫いています。主人公の心の闇をいかに正義へと昇華させていったのか、「正義と力」ヒーロー映画の永遠のテーマではありますが、まさしくこの映画は「正義」に焦点をあてて、対照的な「正義」を見せてくれます。そしてビジュアル的にもリアルな装甲やバットモービルの誕生、形状記憶スーツとかリアルなアイデアが満載です。そして、全体として”暗い”トーンで統一されている映画の世界観が非常によいと思いました。味方だった人が敵になり、敵かと思っていたらちがったり、そのへんの話の組み立て方も上手いと思います。バットマンファンでなくても楽しめると思われます。

オススメ度:★★★★☆(クリスチャンベールが”プチ・トムクルーズ”に見えて、ケイティ・ホームズとの関係が笑えます)

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「ロビンフッドの冒険」

「ロビンフッドの冒険(1938年)」

Robin リチャード王が出征した後のイギリスは王の弟ジョン公の支配下におかれ、国民はその悪政に苦しまされていた。特にサクソン人は差別され虐げられていた。そんな時、この悪政と立ち向かう為に敢然と立ち上がったのは、弓の名人でもあった貴族ロビン・フッドだった。彼は仲間を集め、シャーウッドの森に立てこもってノルマンの軍と戦い、次第にジョン公を追い詰めていった。有名なロビン・フッドの物語の映画化である。

とても70年近く前の映画とは思えない楽しいアクション映画。テクニカラーと言うそうなんですが、画面の”総天然色”具合もきれいです。アカデミー賞の衣装装置部門をとっていますが、当時としては大がかりなものなんでしょう。今、舞台とかで出来るようなセットですが、計算されたアクションと撮影で、特に主人公のエロールフリンの軽快なアクションはすばらしいと思います。時間も短いですがそんなことは感じさせません、映画はやっぱり中身ですね。(*´ー`*)

オススメ度:★★★★☆(今あるファンタジー映画の原点のような古典的名作です)

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「SAYURI」

「SAYURI(2005年)」

Photo 主人公は、貧しさゆえに置屋に売られたひとりの少女。辛く厳しい日々の中で、全ての希望を見失ったとき、彼女に運命の出会いが訪れる。「こんな美しい日に、悲しい顔は似合わない」---そう声をかけたのは、立派な身なりをした"会長"と呼ばれる、ひとりの紳士だった・・。「もう一度、あの人に会いたい・・・。」儚い願いを胸に、少女は美しく変貌を遂げ、ミステリアスな輝きを放つ瞳と天性の聡明さによって、やがて花街一の芸者"さゆり"となる。そして、ついに芸者として会長と再会することになるが、その先には過酷な運命と激動の時代が待ちうけていた・・・。
「シカゴ」のロブ・マーシャル監督の作品と言うことで、すごく期待してみましたが・・・見なきゃ良かった!前評判通り「西洋人の想像する日本」であり、台詞は英語で時々、中途半端に日本語が出てきたり(それなら前編日本語にしろ!)、芸者と女郎の区別もできないし、戦時中・戦後の日本がメチャクチャです、ドリフのコントかと思った。話もなんてご都合主義のロマンスw ただ良かったのは中国女優の美しさと全体的に”薄暗い”日本の描き方ですね。それには監督のこだわりを感じられます。(´∀`)

オススメ度:★☆☆☆☆(日本語吹き替えで見ると意外におもしろいという説があります。異国の日本を楽しむのであれば)

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「歓びを歌にのせて」

「歓びを歌にのせて(2004年)」

Yorokobi 天才指揮者のダニエル・ダレウスは心身共に疲れ果て現役を退いた挙げ句、田舎の小さな村に移り住む。そこはかつて、少年時代を過ごした場所だった。静かな余生を送るつもりが、是非にと請われて村の聖歌隊を指導をすることに。眩しいほどの生命力に溢れたレナや、夫の暴力に耐えながらも美しい歌声を聞かせるガブリエルらメンバーたちを知るに連れて、ダニエルは改めて自分のつくりたい音楽を目指すようになる。

スウェーデンの映画らしいです。素人合唱集団がプロに鍛えられて良くなっていくような”ありふれた映画”ではありません、描かれているのは登場人物それぞれの”人生”であり、それが丁寧に描かれています。このおばさん無茶苦茶歌が上手いなーと思っていたらスウェーデンの国民的な歌手だったりして、その「ガブリエラの歌」が映画の全てでもあり、それを見事に表現しています。ダニエルは神が使わした音楽の天使、そう考えるとあの最後も納得がいきます。

オススメ度:★★★★☆(ホントに良い映画、アホなハリウッド映画なんかにレンタル料金払うのがもったいなく思ってしまった。ぢゃ買えよってかw)

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「博士の愛した数式」

  「博士の愛した数式(2005年)」

Hakase2数学教師のルート先生は、新しく受け持ったクラスで、自分の名前の由来を語り始める。それは幼い頃、彼が大好きな博士が名づけてくれた仇名だった。シングルマザーだったルートの母は、事故の後遺症で記憶障害を負った数学博士の家で、家政婦として働き始めた。ある日、彼女に10歳の息子がいることを知った博士は、家へ連れてくるように告げる。その日から、博士と母、ルートの3人の和やかな日々が始まるのだが…。

原作を読んでいないので何ともいえないのですが、設定がおもしろい”コント”ですね、いわゆるシチュエーションコメディーみたいなものに見えてしまった。深津の演技は魅力的なんですが、浅丘ルリ子と寺尾聰って配役がなんか「濃すぎてイヤ」でした><  でもこれ結構ヒットしてるんですよねぇ、なんだか”ゆるい”映画で私は理科系だからおもしろさも分かりましたが、文系の人は何をおもしろがるんでしょうか?もっと原作は深みのある作品だったのではないか?とか気になる部分はあります。

オススメ度:★☆☆☆☆(なんでルートやねん!とか阪神をネタに使うな!とか思ってしまった)

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「ニキータ」

「ニキータ(1990年)」

B000228tu401_2警察官を殺し、捕らえられた不良少女ニキータは、このまま死ぬか、国家機密の殺し屋として生まれ変わるか、という過酷な選択を迫られる。生きる道を選んだ彼女は、3年間の猛特訓の末、プロの殺し屋に成長。しかし、無情にも愛する人と幸せな日々を望むニキータは、自分は殺し屋だということを伝えられず…。
   

主人公ニキータはジャンキーから殺し屋になることによって、より”人間的”になっていきます、しかし、それには代償が必要だったんだなと少し悲しくなりました。普通の映画なら冷徹な殺人マシーンを描くでしょうが、ニキータは殺すことに怯え、おそれ泣き出します。主人公ニキータは当時、監督リュック・ベッソンの妻だったそうで、彼女の演技が一番光っています(いつの時代も監督の愛情というのは映画に出てきますね^^)

オススメ度:★★★★☆(ジャンレノもあほみたいな役で出てます^^)

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「夕日のガンマン」

「夕日のガンマン(1965年)」

B000a0k5k009 ニューメキシコで、おたずね者を殺しては賞金を稼ぐ2人の凄腕ガンマン。大物強盗団のボスの首にかかった多額の懸賞金を手に入れるため、彼らはだまし、だまされの熾烈な争奪戦を展開する。若手のガンマン役にイーストウッドが、対する老かいなベテランガンマン役にリー・ヴァン・クリーフが扮し、互いに一歩も譲らぬ名演を見せる。
   イタリア映画音楽界の巨匠、エンニオ・モリコーネが音楽を担当。哀愁漂う口笛の主題歌も大ヒットした。

マカロニウエスタンなんて馬鹿にしてましたけど、すごくカッコイイです!ガンアクション、台詞、役者、音楽と40年以上経ってもその創造性はすばらしい。とても低予算で作ったとは思えない今見ても十分楽しめます。私はイーストウッドとリーヴァンクリーフが帽子を打ち合うシーンが粋で良いと思います。リアリティでなく”漫画”ですが、そこは「イタリア人が想像する西部劇」ってことで”ファンタジー”扱いで良いと思います。話は何のことはない賞金稼ぎが大親分をやっつけました、というもの、内容はもうどうでもいいんです、ただ楽しい映画ですo(@^◇^@)oワクワク

オススメ度:★★★★☆(エンリオ・モリコーネの音楽がいいですよぉ、サントラがほしくなる)

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「春の雪」

「春の雪(2005年)」

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幼い頃、名門華族の綾倉家へ預けられた松枝清顕は、綾倉家の令嬢、聡子とともに育った。時が経ち、清顕は久しぶりに聡子に再会するが、聡子への恋心を素直に表せずにいた。やがて聡子に宮家との縁談が持ち上がるが、清顕は目を背けたまま。清顕が聡子への愛を自覚したのは、正式な婚約発表の後だった。天皇の勅許が降りた婚姻と知りながら、清顕は聡子に求愛し、聡子もまた、その愛を受け入れていく…。

本作は、文豪、三島由紀夫の遺作となった「豊饒の海シリーズ」の第1作、「春の雪」を映画化した作品。

セカチュウの監督だからちょいと期待してみました・・・が、文芸作品の映画化っつーことで、感想としては「こんなもんかな」ってかんじです^^。 映像が美しいのですが、1ショット1ショットがゆったりもっさり編集してあって、たるいシーンが多々ありました。私的に注目は竹内結子が”妊娠中に撮影した映画”だってことで、言われてみるとどこか艶っぽくみえて良かったとです。話は「妻夫木がとっとと告白したらこんなことには・・・」という「恋は迷うもの」の王道ストーリーです。そして編集がたるいという二重苦にさいなまれるこの映画ですが、原作を読んでないのですが、あまり主人公たちの燃え上がる恋の炎が出てないというか、ヤリチン妻夫木が中村獅童の顔が浮かんで”ヤル気マンマン”で演技できなかったためにこうなってしまったとおもわれます。なんせ彼は平成の火野正平ですから(_´Д`) アイーン

オススメ度:★☆☆☆☆(竹内結子タンに妄想を張り巡らせてください)

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「ブラザーズ・グリム」

「ブラザーズ・グリム(2005年)」

B000crrbee09 ウィル(ヴィルヘルム)とジェイコブ(ヤーコプ)・グリム兄弟は、いかさまの魔物退治で賞金稼ぎをする旅を続けていた。しかし、ドイツの村で芝居がばれて、その地を支配するフランス将軍に逮捕されてしまう。将軍はグリム兄弟に命じ、森で10人の少女が姿を消した事件の調査に向かわせた。猟師の娘アンジェリカをガイドに、森の奥深くに立つ塔にたどり着いたグリム兄弟は、その塔に伝わる女王の逸話を知る。その頃、森に不気味な異変が起こり始めていた。

グリム童話をモチーフにしたファンタジーかなと思い期待していたのですが、ちょろちょろ"童話の主人公達”が出てくるくらいで、要は”妖怪退治の兄弟”の話でした。特殊な能力があるわけでもありませんが、何となくやっつけてしまって、見てる側も「なんだかなー」と思ってしまいました。特撮でも見栄えしない、アクションでも見栄えしない、話も”コントネタ”っぽい設定でどれもぱっとしません。ドイツが舞台なのに、フランス軍もドイツの人もみんな”英語”って、なんかアホみたいだし、あのフランス人将校が改心するのも”ご都合主義”でしかありませんね。がっくりです_| ̄|○

オススメ度:★☆☆☆☆(モニカ・ベルッチがいまいち見せ所がないですね、チョイ役に近い・・・)

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「戦場のメリークリスマス」

「戦場のメリークリスマス(1983年)」

B00005hndy01 D・ボウイ、ビートたけし、坂本龍一ら個性派スターの共演が話題を呼んだ、大島渚の大ヒット作。日本軍捕虜収容所を舞台に、戦争に人生を振り回された男たちの姿を描く。

劇場公開されたときに見に行き「分けわからんホモ映画?」と思いこんでいたのですが、今見直してみると、人種、言葉、宗教、生活習慣、敵と味方、というあらゆる面で違う人々が心が通い合う”部分”もあるという、ヒューマンドラマだと思います。その共通項が”クリスマス”という儀式であり、タイトルにも最後の台詞にもなっているわけです。坂本龍一と北野武は明らかにへたくそですが、欧米人にとっては新鮮な演技だと思います、そして、この後、この二人は世界の映画界へ飛び出すわけですから、大島監督の先見の明はすごいモノがあると思います。映像も戦地の”ただれた”感じがでて良いです。( ´ ▽ ` )ノ

オススメ度:★★★☆☆(音楽がテーマ以外にもいいのがありますよ)

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「ある子供」

「ある子供(2005年)」

http://www.amazon.co.jp/exec/obidos/ASIN/B000FBFRDY/249-9403991-0507528

定職につかず、少年たちを使って盗みを働き、盗品を売ってその日暮らしをしている20歳の青年ブリュノ。ある日、ブリュノの子どもを出産した18歳の恋人ソニアが病院から退院してくる。子どもを見ても何の実感も感じないブリュノ。盗品を売った金でドライブに行ったブリュノとソニアは、まるで子どものようにじゃれあう。しかしブリュノはソニアに子どもの世話を頼まれた間に、カメラを売るように子どもを売ってしまう。

年齢は20歳だが、精神的にまだ大人になれない主人公、そんなガキが突然親父になってしまったら・・・普通は大人になるんだけど、この主人公はガキのまま・・・子を持つ親の立場から言うと「何やってるんだコイツは!」ともどかしく思うところもありますが、女の子は母親になりますが、男の子が親父になるって実感として難しいものがありますね。その辺のところを描いているのかな?と思います。大人になることの意味を考えさせられる作品です。

オススメ度:★★★☆☆(主人公が20歳に見えないんだなーこれが、あといきなり終わるのも・・・良い意味でムダのない映画です)

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「フォー・ブラザーズ」

「フォー・ブラザーズ(2005年)」

http://www.amazon.co.jp/exec/obidos/ASIN/B000EULV7C/249-9403991-0507528

義母を何者かに殺された4人の兄弟が、自ら真相究明に乗り出し、復讐に立ち上がるサスペンス・アクション。感謝祭を控えたデトロイトの小さな町。食料品店を訪れた中年女性エブリンは、2人組の強盗に襲われ射殺されてしまう。彼女の葬儀に集まった肌の色の違う4人の兄弟、ボビー、ジャック、エンジェル、ジェリー。筋金入りの不良だった彼らを自らの養子として引き取り惜しみない愛情で育て上げたのがエブリンだった。エブリンの思い出にひたる4人は、犯人への怒りを募らせる。やがて、事件が最初からエブリンを狙ったプロの犯行と知った兄弟は、自分たちで母の敵を討つと固く誓い、犯人探しに奔走する。

知らなかったのですが西部劇「エルダー兄弟」のリメイクだそうで、序盤はオイオイお前らの妄想ぢゃないの?って思うのですが、勝てっこない復讐劇にあっと驚く方法で成し遂げます。残念なのは悪のボスが「カリスマが足らない」ってことですね。マイナーな役者が多いですが、主人公たちは良い味出しているだけにねぇ_| ̄|○

オススメ度:★★★☆☆(でも退屈せずに楽しめます。音楽もモータウンミュージックですし)

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